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客車の蒸気暖房装置(高圧式と大気圧式)

以前、急行越前様(クリックするとリンク先へ移動します)のブログにて、オハ61の蒸気暖房装置の事でやり取りしたことがあります。
それは、43系客車の側面床下に見える自動加減装置の頭が61系では見当たらず、普通の蒸気トラップが左右二組見えるだけだったからなのです。
要は、61系は高圧式なのですね。構造が簡単で、建造費が安く上がるため?なのでしょうか?
今回、専門書での解説がありましたので、載せて見ます。(客貨車明細事典 昭和27年7月版より引用)

先ずは基本。客車の蒸気暖房装置には「高圧式」と「大気圧式」に二分されるとの事。高圧式は機関車から送られてくる蒸気を加減バルブを経てそのまま車内の放熱器に通す、言うなれば「掛け流し」方式。大気圧式は暖房に必要な量だけ「加減器」で自動調節しながら、冷えて凝結水になった分だけ足して行く感じです。これを念頭に、以下の図面をご覧ください。
EPSON039_convert_20090520155638.jpgEPSON040_convert_20090520155750.jpg
大気圧式の要、加減器の構造です。EPSON041_convert_20090520155810.jpg自動加減器乙種
(「鉄ヲの鉄モ工作」genta-nozzさま転載許可済)自動加減器乙種の画像です。結構パイピング面倒ですよね(泣)

次は暖房ホース!実物を直に触れたことが無かったので、真ん中の部分はヒンジかと思っていましたが、一種のドレンバルブになっていて、蒸気圧が掛かっていない時は開放されて、凝結水が抜けるようになっているんですね!EPSON042_convert_20090520155831.jpg

模型化するにあたっては「工房ひろ」様(クリックするとリンク先に移動します)にて細密ロストワックスパーツが発売されています

テーマ : 鉄道
ジャンル : 趣味・実用

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今晩は

平機関区さま
私も「海龍」のオハ61を見て気づいたんですよ。
やっぱ。調べて見るものですね!
それと、海龍に脱帽です(笑)

なるほどです

43系と61系とでは、こんな違いがあるのですね。
以前から、61系だけ何故蒸気トラップが対になっているのか、不思議に思っていました。
今度、保存車を見る機会があれば、注意して見てみようと思います。

不勉強ですが(泣)

急行越前さま
近々客車のサイトに質問して教えを乞いますね!
オハ31系やそれ以前の構造は不勉強なもので。
それから、解決しますね(笑)

No title

高圧式と大気圧式って聞いた記憶があります。
建造費は関係しているでしょうね。
それから、想定していた編成長もスハ43は急行用ですから10輌以上で、61系はそれより短かったからかもしれませんね。
プロフィール

クモハ32000

Author:クモハ32000
鉄道模型暦35年御年うん十歳の既婚者です。
小学校4年生の時に買ってもらった「楽しい鉄道模型セット」が始まりでこの世界に鼻の先までどっぷり漬かっています・・・。
H.Nのクモハ32000は私が中学生の昭和56年の10月に府中電車区で亡き親父のキャノンFXで撮ったものです。
丁度鷹取工場からの全検出立てで美しいブドウ色2号に塗られてきていたと覚えています。初めて出会った戦前型の旧型国電に感動したのはいうまでもありません。以来、私のお気に入り車両となりました。

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